キャッシュレス決済サービスを手がけるKyashは6月5日、Android端末で利用できるGoogle Payへの対応を発表し、本日から利用可能となった。
これにより、同社発行の「Kyash Card」および「Kyash Card Virtual」をウォレットに追加するだけで、国内外のVisaタッチ決済加盟店でスマートフォン決済が可能になる。サービス開始は7月1日で、対応カードはいずれもVisaブランドだ。
既存ユーザーが行う準備はシンプル。Kyashアプリを最新バージョンに更新し、アプリ内からカードをGoogle Payへ登録する。あとは店頭のリーダーにスマートフォンをかざすだけで決済が完了する形だ。
Kyashはこれまでスマホでの非接触決済手段としてQUICPay+を提供していたが、同サービスの新規受付は6月2日で終了し、利用自体も8月末をもって停止となる予定だ。今回のGoogle Pay対応により、AndroidユーザーはVisaタッチ決済に一本化された形で使い続けられるようになる。
Apple Payへの対応も6月に表明済みで、iPhoneユーザーはすでに同様のVisaタッチ決済を利用可能だ。
最後に留意したいのは、Kyash Card Virtualでもカード番号が「4122」から始まる新フォーマットのみがGoogle Payの対象となる点だ。旧番号を使っている場合はアプリ内で再発行手続きを行い、アップデートされた番号で登録する必要がある。